台北市内しか、安いホステルに宿泊したことはないので、「台北市内ならば」という限定がついちゃうんですけど。
You will get what you pay forではあるけれど
You will get what you pay for.
英語ではよく言うことです。親切にすれば見返りがある。この場合は、「金を払えば快適さが手に入る」かな。
これは事実です。
けれど、札束で頬をひっぱたくようなことをして初めて気の利くサービスが得られて、それに必要ではない過剰さがくっついてくることもありますよね。
私はそれは求めていません。フロントではにっこりと笑って迎えてくれたらいいし、最低限の清潔さが欲しい。あと、安全性。それに過剰な装飾までしてくれなくていいです。清潔なバスタオルがあればよくて、豪華なアメニティはなくてもいい。
台北の場合は、高いホテルではなくても、「にっこりと自然な微笑みを返してくれるフロントスタッフ」と、「最低限の清潔さ」を得ることが可能です。
いくつか「安い」理由はあり、その部分の快適さと値段をトレードオフすることになります。でも、そういうものだと知って宿泊すれば快適にすごせるのです。
ポッシュパッカーホテルのテレビのリモコンです。パンダさん。ヘッダーにも使っているのがこのポッシュパッカーで、パンダさんが見えるように左右を反転させています。
入ったときからパンダが立っていて、こんな遊び心がありました。私は台湾のこういう何気ない「楽しんで滞在してね!」というところをが好きです。
何を諦めるのか
私はまず、広さを諦めます。諦めるといってもカプセルではないし。
10㎡もないようなお部屋、本当に2畳くらいのお部屋になってしまいます。
広さをとれば1500元前後だと窓なしが増えます。
上のポッシュパッカーのお部屋には窓があります。私は広さと窓なら窓をとったということです。これは各人の価値観ですよね。
広くもないのに窓もないところもあります。ただし、かなり安い。
これはワークイン。この場合は、値段をとったわけです。
バストイレ共用を我慢する
ここも我慢すれば、なかなか安く宿泊できます。
ただし、ドミトリーやバストイレ共用のシングルルームを提供しているところの場合、男女兼用のシャワールームで、シャワーブースで脱ぐところがなくて外で脱ぐしかなく、というレビューがあることがあります。
私はそれは嫌。
なので、バストイレ共用ならば、女性専用フロアかせめて女性専用の部屋が良いのです。実は、ヨーロッパ旅行中に分かれていないところがあったんです。ですから、これは譲れません。そして、探せばちゃんとあります。
・女性専用フロア
煎餅布団で我慢する
行ったら煎餅布団かつ、なんか短い(身長165センチ)、ということもあります。
インキューブ3S。ここは小さなあかり取りがありました。なので完全な窓なしではない。ここもかなり安いので、「値段をとった」ということです。で、この煎餅布団は私にはちょっときつかった。しかし、ワークインよりも明るい分、特に水回りが清潔に見えます。
この煎餅布団と水回りとどちらを優先したいですか?という問題です。あと、ここも安い。
騒音があるかも
交通の便がまあまあよくて、バストイレ共用だけど超デザイン性に優れたところもあります。
キッチンなんだけど。現金払いのみですが、清潔・デザインが良くすごくくつろげる・フレンドリーと揃ったところもあります。
室内も私好みでした。
しかし、長安西路という、結構な通りに面している部屋だったのでそこそこうるさいです。私は4階だったのでまあいい方だったんでしょうけど、2階に宿伯された方は耳栓必須だったとか。
このときは交通の便と値段をとったわけです。ここをリピートするなら「デザイン」。ここの空間デザインはすごくいいです。
自分とはターゲット層が合わないところに我慢する
専用バストイレのついたところでも、1500元を切るところもがあります。バスルームは「豪華ではない」どころか小さい傾向がありますし、ところによってはシャワー・オン・ザ・便器。ここはシャワーカーテンがあるだけまだマシ。
場所によってはラブホ兼用のところもあります。これは場所を避ければ昼間に荷物を入れ替えに戻ったら明らかに・・・ということは減ります。
この場合は「パリピ」向けのホステルで私が浮いていました。少なくとも土日はやめたい。
どこもスタッフはとてもフレンドリーで親切なところでした。