姉御さん、海外ではホステルのドミトリー(いくつもベッドが置かれているところ)から、リッツ・カールトンクラスまで宿泊します。
台北は個室でも、バストイレ共用が結構多いよね。
いくつかの記事に渡って書き散らしてきたんですが、ホステルや個室であってもバストイレ共用の安宿に予約&宿泊するときに、私が気を配ることについてまとめてみます。
予約サイトの選び方
こういうところに強くて、割に見やすい予約サイトは、Hotels.com、Booking.comかな。アゴダにも扱いがあるのですがここはちょっと見にくい。エクスペディアは扱っているように見せて予約できないことがありました。なのでアゴダよりは子会社のBooking.com 、エクスペディアよりも子会社のHotels.comが私のおすすめです。
ホステルの選び方
ホステルを選ぶ時のざっくりしたポイントはここ。
- 24時間フロント
- 女性フロアもしくは女性専用ルーム、ドミトリーか
- エレベーター必須
- クレジットカード
24時間フロントか
24時間フロントに誰かいるところの方が問題があったときに対処してもらえるのではないかと期待できます。
あと、セキュリティ上の問題もあります。
火災警報がなることだってあるんですよ(涙)
女性フロアもしくは女性専用ドミトリーか
ワンフロアの端っこと端っこにバスルームを二つ作り、それぞれ女性用・男性用としているところもあります。しかし、女性フロアでなければ、男性も女性も同じバスルームを使うと踏んだ方が良いです。
ミュンヘンのスマートステイステーションがそうでした。
・駅に近く便利だけど、階段のあるスマートステイホテルステーションは重い荷物のときにはむかない(姉御の一人旅ガイド)
ただし、時間が早すぎたり遅すぎたりすると誰にも出くわさないことは大いにあり得ることです。ミュンヘンはそうだったし。
女性専用のドミトリーの各部屋にバストイレが入っていることもあります。
香港のメイホーハウスがそうでした。
・深水埗のYHA美荷樓(メイホーハウス)のドミトリーに宿泊しました(姉御の一人旅ガイド)
Hostelworld.comの場合、実際には女性専用ドミトリー・フロアがあるのに、その指定ができないこともあるのでご注意を。台北のインキューブがそんな感じだったと記憶しています。指定ができない?とおもったら、別の予約サイトを見てみるのが良いかもしれません。
エレベーターはついているか
一度台北の安宿で6階建てくらいみたいなのにエレベーターがついていないところを予約してしまいました。結局キャンセルしたのですが。
2015年6月にメインインをキャンセルしました。
・メインイン台北(台北梅樓驛站)(Main Inn Taipei)
荷物はスタッフの手が空いていたらスタッフが手伝ってくれることもあると思います。しかし、そういうところでは、基本自分で運ぶものなので、エレベーター付きかどうかを確認した方が良いです。
広州のリバーサイドホステルはエレベーターがなかったけれど、二階だったので事なきを得ました。
・YHAリバーサイドホステルは行くだけで疲れたけど、ホステルはおすすめ(姉御の一人旅ガイド)
クレジットカードは使えるか
台北にはホステルが多いのですが、Booking.comなどではよく見るとキャッシュのみのところがあります。
外国で現金調達をしようとすると、クレジットカードで支払う場合と比べるとレートがあまりよくありません。特に今米ドルに対しては円安だし。キャッシングという手もありますが、借金は奨学金だけで良いんで、キャッシングはしない派です。これは各人のポリシーにもよりますね。
いくらドミトリーでも、連泊すると額が大きくなってくるので、カードでの支払いを受け付けているところを選ぶのが吉。
2016年11月に宿泊してすごく感じが良かったフリップフロップガーデンも(当時は)現金のみだったんですよね。大した額ではありませんが、1000台湾ドルって、キャッシュで見ると結構でかく感じました。
・フリップ フロップ ホステル – ガーデン (夾腳拖的家 – 長安122)
レビューを見るポイント
各予約サイトには宿泊者のレビューがありますよね。あれを見て最終的な決断をします。
私もブログにガンガン宿泊レビューを書くのですが、必ず年を入れてます。というのも、ホテルが対処したり、問題のある、もしくはすごく良かったスタッフが辞めていることもよくあるからです。客がホテルを作るといいますが、スタッフの側もものすごく大きい。
まずはこの4点。
- ヘア・ドライヤーはついてる?(どこにある?)
- タオル・シーツは?
- コインランドリーは?
- 空港や駅よりどうやって行ったの?
タオル・シーツはついているのか
ヨーロッパではシーツのないユースホステルも少なくないようです。アジアではシーツはあるけどタオルはない、とか。
もしもLCCの場合は、できる限り荷物を小さくしなければなりませんよね。なので、タオルは借りてしまった方が安上がりということもあります。
コインランドリー
コインランドリーの有無についてはたまに予約サイトからは抜けてるのですが、レビューには書かれていることもありますよ。広州みたいに壊れてることもあるんだけど。
空港や駅などからどうやってそこに行ったのか
行き方・料金がわかればなおいいし、それまでの道すがら、階段があるのか、も重要情報です。
コンセント
コンセントの写真があるとどのプラグを持っていけばいいかがわかるので。
ただ、ホステルの場合、こういう差込口のことがあります。これは台北のインキューブ3S。
左側です。なんか変な形ですね。これはユニバーサルタイプです。香港&イギリスの三つあるタイプ、韓国&ヨーロッパの丸い二ピンタイプ、日本&アメリカの二穴タイプはつっこめます。
朝食の写真
覚悟できるよね。そこでは食べない、というのも一つの選択だし
レビューを見るときに「注意する」ポイント
バス・トイレについて「清潔」「不潔」
英語では「清潔」(Clearn)、中国語では「干净」かな。
同じ場所、同じ年・月で「清潔」とか「不潔」と書かれることがあります。個人差があるのですが、どうしてなのでしょうか。
日本人の潔癖さ、と言ってしまえば簡単なのですが、実際にはその国の文化を知らない、共用のバス・トイレと普通の個室のホテルのバス・トイレを同じものだと思い込んでいる感じの方がお書きになっていることが多いです。
(共用の中では)清潔っぽければいいかな、くらいで。
バス・トイレ共用ならビーサン必須だから
バス・トイレ共用のところでは、そういうところではビーチサンダル、が(ほぼ)常識です。ここを捉えて「土足で入ってきた客ガー」になるんですね。だから不潔、って言いがちになります。
トイレで使用後の紙を脇のゴミ箱に入れるという文化圏がある
また、台湾・韓国・中国では、トイレで使用後の紙は脇に入れるものなのです。香港でもそんな感じのところが散見されます。
台湾の場合は、下水の管が細いので流したら詰まってしまう恐れがあるんですって。おそらくその他の国もそうなのでしょう。
日本人的にはありえないし、大変不潔な感じがしますが、そういうものなんです。それを初めて見たらなんて不潔!って思うのは仕方がない。
しかし、それには理由があるのですから、外国人旅行客の日本人がキーキー言ったってどうしようもないのです。
さらに、紙を流すところのトイレでも、もしもそういう国の人たちが多く泊まるところでは、そうなっているかもしれません。
私がついつい紙を流してしまって、おっと、となるのと同様、日本でも外国人観光客の多いところでは、脇にある生理用品を入れるところに全て突っ込んでしまい、紙が溢れ出て、ということもあるでしょう。
硬水のところでは水周りは白くなりやすい
水周りが白くなっていることがありますが、あれはカルキのことが多いです。硬水のところでは白くなるので、目くじら立てるなよ、と。
カビはね・・・。どうしようもない。湿度が日本よりも高かったらどうしようもないし、あなたの家だってカビは全くないですか?
そういうところを加味して見てくださいませ。
・・・すりガラスだ!
(台北:ワークイン)
香港や台湾のホテルって、ラブホテル目的のホテルではなくても、すりガラスになっているところが多いですよ。
(香港:M1ホテルノースポイント)
そういうものなのでしょう。今の所ゴム完備のホテルや、テレビをつけたらデフォルトでポルノになっているようなホテルには宿泊したことはありません。
音はね・・・
まあ、どうしようもない。
というわけで、準備をして、覚悟してホステル宿泊するとびっくりすることはないと思います。
持ち物リスト
2015年は何度かホステルにも宿泊しました。長く滞在したかったら、何度も行きたかったらそうなってしまいます。
経験上、持っていくべきものはこの辺りでしょうか。
・パジャマ
・クロックス
・歯ブラシセット
・タオル
・たためるブランケット
・バス用ビニールのバッグ
・着替え
・洗剤
・化粧品
・針金ハンガー